８月31日。

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８月31日が夏休みの終わりだった時代はもう遥か昔の頃ですが。
それでも８月31日という日はなんとなく淋しい感じがする気がします。
別に季節がしっかりそこで変わるわけでもないですが。
もう秋なんだなあと。
年末の輪郭が伺える気がするのもそれに拍車をかけるようで。
今日という日は幾つになっても変にしんみりします。
特にここ数日はもう風の薫りが秋の匂いを含んでいて。
一雨ごとに寒くなるとでもいう感じでしょうか。

昔は一日が長く感じたものでした。
けれど今は一日どころか一月が一年が早く過ぎていくようです。
その話をしていてある人が言うには、人の一年の感じ方は年齢分の一年である。そのため歳をとればとるほど、時間の経つのを早く感じるのだと。
10歳の子と20歳の子がいるとして、10歳の子にとっては一年は1/10なのです。20歳の子にとっては1/20なのです。
つまり今の自分の場合は1/2Xなのです。
この話を聞いたときとても納得したものです。
ただある一定の年齢を過ぎると、また時間が長く感じられるようになるようですが。

８月31日。今日は小学生などは宿題に追われていたりするんでしょうか。
そんな出来事はもう思い出の彼方になってしまった自分は、普段と変わらない生活をしています。