絶望の宴−中編−

目の前の者、皇国一の将、そして楯也。
くじけるな――その言葉が身にしみる。

VS トロール傭兵団LV8 070606 PM5:35−7:09 JST

前の記事の続き。先に←から読んでいただきたい。
封魔堂開門しつつも、死者の軍団を撃退し、連戦でトロール戦に突入した。

VSトロール傭兵団LV8。17時33分開戦。アルザビ人数限界、将軍2名。

幸いにもルガジーンとザザーグが残っていてくれた。
頑丈な将軍が2名残っていてくれた。結果的にはこれが功を奏した。
18時過ぎ、帰宅完了、即ログイン。
本当はどうせ人数オーバーで入れないからアラパゴの捕虜解放にいこうと思ったのだが、何となくアルザビアタックすること数回。
3回目にビシージの音楽が流れた。
既にザザーグは落ちているとのこと。大通りを走ると声が聞こえた。

　くじけるな、諸君ッ！
　勝利の女神は我らと共にあるッ！！

ルガジーンの特殊WSビクトリービーコン。
あたりを見回すとその姿が。あわててタゲロック。もう離れるつもりはない。
ほどなくして白墨氏に拾われて、結構な人数のアラに吸収される。
皆でルガの位置を教えあい、必死にケアル。
すさまじい数のトロールNMのタゲを貰うルガジーン。
とにかくヘイトが簡単に切れるようで、なかなかタゲをはずせない。
と、いうよりあまりにも敵が多すぎて、はがすとかいうレベルじゃなかった。
アラには狩人さんか獣さんかわからないが、広域もちの方がいて、強敵の位置などを教えてくれる。
大通りを右往左往してモグエリアまで動くルガをタゲって、自分も定期的に場所のshoutをする。
よくわからないが、何度か何かを食らって範囲石化で石になった。
本当にあれがなんなのかわからない。
石化してる間にルガが殴られると血がさがった。
幸いにも彼はさすがの頑丈さで、首の皮一枚（きっと他の将軍より長い）で生き残っていた。

だんだんと敵影が減りだし、ルガジーンのHPが安定しだす。
そんな中NMハンマーをもったのXarhorkur the Claviger。こいつが鬼だった。
範囲が異常ｗ　一度食らうとストンスキンはっててもごっそりHPを持っていかれる。
正直近づきたくなが、ルガはヤツに粘着している。
なのでタゲってケアルがとどくぎりぎり、ルガを挟んだ反対側にいるようにするのだが、ラグでいつの間にか近くにいたり、気づいたらHP減ったりで大騒ぎ。
「ハンマーこっちくんなｗｗｗ」
とPTで皆が皆言っている。
ちなみに今調べたところによると、範囲石化はこいつのWSサイズモハンマーらしい。

自分が入ってから30分。ここらでルガのHPが安定する。
HNMのGereはモグ前に沸いて保持され、倒されたようだ。
何でもこのHNMは3勢力最弱で倒すのは容易であり、撃破推奨らしい。

なんというか、ルガを守っていて思った。
残っていたのがこの将軍で良かったと。
頑丈さ、HPの多さ、自己ケアル可能と、まさに皇国の楯。
そして特殊WSが放たれるときのセリフ
「くじけるな、諸君ッ！」
この言葉が本当に心にくるｗ
たかがNPCが機械的に放っている言葉なのに、間違いなく皆鼓舞されていたと思う。
死者からの連戦を戦っていた、みんたこがいう。
「くじけそうだけど、いけるかも」
他のPC達もshoutで口々にいう。
「ルガジーンかっこいい(ノ∀`)」
「輝いてるよ、ルガジーンｗｗｗ」
何度も「くじけそうｗｗｗ」と言いながらも、それでも自分を奮い立たせる傭兵たち。

そして。

19時過ぎ。
トロール傭兵団撤退！
死者トロLV8の連戦を切り抜けることができた。
死者開戦からすると実に3時間。ヴァナ時間にして3日の激闘だった。
アラパゴ捕虜7。ハルブーン捕虜3。

自分はそのままみんたことアラパゴにとび、罠にかかりまくりつつ、我が将含む5名を救出。
残りを岩シーフ殿にまかせ、ハルブーンへ。ここでも罠にかかりまくりつつ、キキルン、ザザを救出。
扉の中にいる猫店主を残して、捕虜を解放した。

しかし、このとき既に。

最凶軍団名高い、マムージャ蕃国軍が上昇を開始していた。
続きは後ほど遅れて更新予定。画像も随時挿入。