餞戦−99BC真龍−

ヴァナ・ディールを去る戦友。
最後の時も、また戦いで。
餞戦(はなむけいくさ)の舞台は99BC真龍。
去りゆく戦友と最後の戦いをするために集まった人数18名+数名。
やるからには勝つ。勝利で戦友を送る為に。

というわけで、金マゲさんの最後の日。
マゲさん手持ちの神章99枚で99BC真龍に突撃することに。
メンバーはマゲさんのLS、空LSメンバ、裏LSメンバ、フレからの18人。
そこに見送りの人間なども集まって、BC前はなかなか賑やかに。
お約束の並んで記念撮影などを、やったりしました。

99BC真龍は前に一度経験があるわけですが。
実装直後で、殆ど為すすべもなく敗退したわけです。
しかし、今回は絶対に勝ちに行きたいところ。
今までの装備をすべて売り払った金マゲさんが、実費で薬品代を出してくれました。
というわけで、プロエーテルとか、リレイザーとか、バイルエリクサーとか。
薬品を買いまくり。ばっちり準備していきます。

構成は黒と赤/暗のスタン多めの編成。
肝は飛んだ後の、スタン回しで、フレイムブラスト(600〜800ダメージ)を止めること。
BC前にばっちりスタンマクロをコール入りで作成して順番を決めて突入。

ところが初っ端。盾の後ろに突入した後衛がフレイムブレスの直撃を食らって即死。
ここで数人が死亡しました。これは想定外ｗ
蘇生などを行ったものの、ここでもう微妙な混乱がはじまってました。
とりあえず、何とか立て直して徐々に削っていったところで、真龍が飛行形態に。
フレイムブラストのログに合わせてスタンの予定でしたが、これが全然間に合わず。HPの少ない後衛からバタバタ倒れていきます。レイズやリレイズで起きあがっては没。
自分は白参加で盾の首内藤さん（ナイトレアPOP）に貼りついていたわけですが。MPは尽きる、リレイザー、呪符リレなどのリレイズ手段がなくなる等でどうにもならなく……。
結果、半分ほど削ったところで敗退。

18人、これで済ませるわけにはいきません。
金マゲさんを勝利で送り出すのです。
幸いメンバーの一人が99オーブを1つ持ってきていました。
今の経験を活かして、再戦です。
3/31 23:59 で契約が切れる金マゲさん。残された時間は1時間弱。
皆でそれぞれに薬品を補充にいきます。

作戦はスタンはログを見てからでは間に合わないので、リキャ毎に順番通りスタンを回していく。常に誰かがスタンを撃っている状態にする。
最初盾が突入したら、タゲをとって向きを変えて貰い、入口に口が向かないようにする。

そうして――

序盤は巧くいきました。スタンが巧い具合にヒットし続けたので、範囲を食らうのも少な目。
前回に比べてMPの消費が格段に少なくおさえられました。
飛行形態時も同様。飛んだ後に2Hの残っていた二人の赤さんが順番に連続魔スタン。これでフレイムブラストも殆ど食らうことなく、順調にHPを削っていきます。

――これなら、いける。

誰もがそう思っていたとき。
真龍再着地、タッチダウン。数秒。

――スパイクフレイル発動。

アラのHPバーが一気に消えました。後方カウンター範囲攻撃スパイクフレイル。ほぼ全員が1000オーバーのダメージを食らいました。こうなってしまうと、あとはもう、崩れるだけ。前回と同じように立ち上がっては死に、立ち上がっては死に。
残りHP2割り以下まで削りましたが、それ以上は何もできず。
敗因は着地することを忘れていた。その為、背後に立つことになってしまったメンバーいた。そのまま気付かず、何らかのアクションを真龍にしてしまった。
生き残っていた首内藤さんがいたものの、気付けばあっと言う間に真龍のHPは全快ｗ　再起などできるはずもなく。最後はshoutとともに、真っ裸で内藤さんが突っ込んで、瞬間に南無って終了。

本当に悔しいです。
もう0時も過ぎ、金マゲさんはロスタイム状態。
もう一度突入すれば、確実に勝てる手応えはあったのですが……。

そうして全ては終わり、金マゲさんはこの世界を去っていきました。

最後の戦いを勝利で終えられなかったのが何より残念。
せめて、いつかもう一度このメンバーで突入し、倒すことが出来たら……その時は勝利ログをマゲさんにメールすると約束しました。
いつか、必ずこの誓いを果たしたいものです。